LEDバルブ実験
2023.08.17
ヘッドライトの光源はハロゲンからHIDそしてLEDへと進化して来ました。
今日はメーカーさんからテスト用に2個お借りしたのでテストして見ました。
当社が採用としている基準はノーマルハロゲンと同じ光軸配光で明るい事。
グレアと言って、モヤっと明るい物でカットラインがしっかり出ない物は対向車にも非常に迷惑で車検も対応品と書いていでも厳しい物も有ります。
今回テストしたのは有名なスフィアライトのライジング2と3
そしてこのテスト車に着いていた中華製と思われるLEDバルブ
まずはハロゲン球。
カットラインがしっかり出ていてグレアはなし。
光度計 7800カンデラ 車検基準 6400カンデラ以上
問題なく車検通りますね。
中華製に変更して測定。
明るくなりました!
切り上がりから左は良いのですが写真では分かりにくいですが水平から下右側が暗い感じでまだらになってます。
グレアも見られカットラインがしっかりしなくなりました。
光度計 16000カンデラ
これも車検は一応通る事も有りますが上手くバルブ回転位置を合わさないと無理でそれにはライトテスターが必要です。
あと走行振動でたぶん回ってズレてきます。
ライジング2
光度計 34700カンデラ
中華製からめちゃくちゃ明るくなりました。
カットラインも出てる方ですがグレアは明るいゆえにパシッとしたカットと言うよりわーっと明るい感じ。
たぶん対向車は明るさと相まって眩しいかも。
ライジング3
光度計 37900カンデラ
ライジングシリーズ最上位モデルだけに2よりさらに爆光的に明るいイメージ
カットラインは出てると言えるけど2より明るい分グレアがさらに増えてわーって明るい。
これは対向車には気の毒な明るさじゃないかな。
明るさの実力は間違いないけど惜しいなと思いました。
私がこう言う実験好きなので多くの国産、海外製を試して見つけた最良な物も比較の為テストしてみました。
光度計 45800カンデラ
ノーマルハロゲン同様綺麗なカットラインとグレアの無さはピカイチ。
さらに明るさも最強と言う結果になりました。
これ良いよ!とお勧めする為に試して比べて。
分かった事も沢山あってこの世界も深くて面白い。
昔流行ったHIDも待機電力が有っても使う理由があって採用したメーカーが有りました。
LEDも熟成期になりさらに良い製品が出てくると思います。
今回実験したLEDメーカーもニューモデルがもうすぐ発売になります。
進化したLED、また試してみたいと思います。
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